カミーユ・モラーヌの歌2010/06/22 21:09

今日は、カミーユ・モラーヌの歌でフォーレの歌曲集を聴いた。
こういった湿気のある風が吹く日の朝に聴くには良い曲かも。

このLP、300円だった。

歌詞カードがついていないから、それとも、あまりにも渋い選曲だからか。

音質は普通。

曲目は、

1.優しい歌op.61~後光に囲まれた聖女さま(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
2.優しい歌op.61~暁の光は広がり(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
3.優しい歌op.61~白い月(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
4.優しい歌op.61~ぼくは不実な道を歩いていた(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
5.優しい歌op.61~ほんとに,ぼくはこわいくらいだ(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
6.優しい歌op.61~おまえが消えてゆくまえに(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
7.優しい歌op.61~さて,それは在る明るい夏の日のことだ(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
8.優しい歌op.61~ねえ,どうだい?(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
9.優しい歌op.61~冬は終わった(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
10.伴奏op.85-3(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
11.夜曲op.43-2(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)

この中で、白い月は、良く叔母が、ピアノを弾きながら歌っていた。僕は、フランス語が分からないので、なにやら物憂げな曲だなーと思った程度。

フォーレの作品は、レクイエムとかパバーヌ等、あるいは、少し渋くなるが、ヴァイオリンソナタ等もあるが、やはり、本命は、歌曲集だろう。

パンゼラのSPの復刻も良く聴いていたが、モラーヌの方が、現代的というかニヒル。

パンゼラは、甘い声で、メロディーによりかかるが、モラーヌは、歌詞の方に傾斜している。

しかし、サンボリズムの詩は、私には高尚過ぎる。

竹中郁とか、祖父の家に来ていたが、よくサンボリズムについて話していたっけ。

コメント

トラックバック