無償化の見直しを考える2010/11/24 13:57


北朝鮮の砲撃を契機に、日本における在日朝鮮人学校の高校部の無償化の見直しが決定された。

果たして、この対応は正しいのだろうか。たしかに、朝鮮人学校では、指導者の肖像画やプラカードが掲げられていること等から思想的に偏りがある等という指摘から、無償化決定が難航してきた。

しかし、これらの学校で学ぶ学生・子供達には、罪はない。むしろ、戦争等を契機に教育の平等性が失われた場合、子供達がやがて大きくなって、社会人として活動を始めた場合には、日本(日本人)や政府に敵意を持つ人も出てくるだろう。日本国内に日本人に敵意を持った人達の裏社会が形成される方がずっと怖いと思う。

北朝鮮がやったことは酷いが、まずは、軍備・国防を強化し、私達の街が、あんな風にぶざまに砲火に晒されないように守ることは大事。もはや、平和な時代は終わりつつあると、見直さざるを得ないが、子供達の教育を受ける権利を奪っても、国にも社会にもなんの利益にもならない。

むしろ、日本人と異民族、異思想の「同化」の方が重要で、こんな時こそ、敵対国の在日外国人に対して、手を差し伸べるのが、本当の意味での強い国であると思う。

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