新型の流行が始まっているのでは...と懸念2010/11/06 22:26

 インフルエンザ集団感染が発生。A香港だと言われているが、新型ではないだろうか。
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20101106-00000039-nnn-soci

 僕は、先月の20日に予防接種を受けたが、その翌週に高血圧の診療に近所の医院にいくと高熱とせきを訴える患者さんが3人待っておられてヤバイと思ったが、幸いに感染を免れた。

 こんな状況だから、先月下旬位から流行が始まっているのかも。

 秋田の場合は、感染のスピードが速く、死者も多く出ている等、症状もひどいので新型を疑った方が良いだろう。気がかりなのは、昨年のウイルスが更に毒性が強まっており、これまでのワクチンが効くのか(実際に接種されている人で発病・死亡されているお年寄りがいる。)や、高病原型へのウイルス変異が起こっていないのか至急調査が必要だと思う。

アルフォンス・ドーデの「最後の授業」2010/11/06 22:37

 ダライ・ラマ猊下NEWSに登場。

 最近のマスコミ報道が、露骨ではないが、反中国的な内容が目立つ様になっている。その1つとして、中国実効支配・占領しているチベット地域でのチベット語の使用禁止の状況について、来日中のダライ・ラマ猊下に取材したニュースである。

 猊下によると、中国は、まるで、戦前の日本の様なことをチベットで行っている。チベットの学校教育で、今後は、中国語による授業を中心に行うという指導がされたということで、実質、チベット文化の破壊と中国化を一層、進める政策が露骨に行われているという。

 あのフランス第3共和政時代の初期、ちょうど日本の明治維新の時に発表されたアルフォンス・ドーデの「最後の授業」(月曜物語)と同じ様なことがチベットの小学校で行われようとしているのである。

 プロイセンとフランスとの戦争で、フランスが敗戦となり、占領地域が変わった結果であるが、今回の中国、チベットの場合は、そういった国際法上の戦争も行われないままに、中国の「チベット併合」政策の一環として、同化政策が行われている。

 言語は、その民族にとってアイデンティティであり、人間としての誇りであり、それを強制的に奪うことは、決して許されるべきではないと思った。

 猊下の来日を機会に日本人は、中国による人権無視の実態について如実に知ることになり、反中国運動が一層、活発になる可能性が出てきている。

TPPの加入によって日本の地域社会そのものが崩壊する2010/11/07 11:45

TPP:農業生産700億円減 関税撤廃で、県試算 /長野

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20101105ddlk20020051000c.html

 TPPに日本が加入した場合には、たしかにクルマ産業等一部の工業業種にとっては、大きな利益になるが、日本の農業が受けるダメージが大きい。

 国全体での農業生産額が約4兆円減少ということだが、実際には、日本全体でも農業の立地条件等の地域格差があり、全国で一番、輸入農産物への依存度が高い近畿地域等は、周辺農業は壊滅的な状況になるとみられる。

 農業等経験した筈のないお坊ちゃん育ちの(独)大学のエライ学者先生は、今後は、世界的に食糧不足になってくるので、農産物の国際価格が高騰して、最終的には、自給農産物の方がコスト的に有利になると言っているが、円高の影響もあるし、一度、失われた農業経営を再建させることは不可能である。工業的・マテリアル視点では、また、ビジネスとしての農業を始めれば良いということになるが、農業と言うのは、「地域文化産業」といった側面もあり、コミュニティ全体の問題なのでそうはいかない。

 一番危惧されるのは、TPPの加入によって日本の地域社会そのものが崩壊するということである。採算的に地域農業が成り立たなくなると、農業を中心にした経済・教育・文化等々、全てが連鎖的につぶれていく。今でも地方経済の疲弊からこの様な状況が続いているが、それが加速度的に進行する危険性がある。

 民主党は、クルマ産業とかそういった圧力団体に圧されて、TPP加盟への方向に向かっているが、農業所得保障も同時に進めることでカバー出来るという楽観的な方針を示しているが、実際には、4兆円近い所得保障を実施するとなると、財源が問題になる。輸出産業を中心に法人税を値上げする筈もなく、結局は、国民負担(消費税、地方税、所得税の値上げ)ということにつながってくる。

 景気は回復基調にあるというのだが、中身は、クルマ産業・家電産業等々大企業のみが肥え太って、中小零細、そして僕たちの様な下流の暮らしぶりがますます苦しくなっている。

 阿呆な庶民は、途方もなく高い住宅ローンや、自動車ローンを組まされて、生活が貧しい中で、ぼったくりの住宅産業や、クルマ産業への貢ぎを続けているのである。こうして、どんどん悪くなる方向に世界全体が向かおうとしている。

 TPPは、「グローバリズムが善」であるという観点から発想されているが、実際には、日本のみならずアジア全体の庶民の生活の疲弊ぶりをみると、「地球全体を貧しくする悪」と言わざるを得ないのだ。

ダイソーマックスバリュー大池店2010/11/08 21:11

天井の雨漏りの染みを隠す為のインテリアシートをダイソーで捜しているが、
神戸三宮店、鈴蘭台店等、なかなか発見出来ない。同じ商品ロットが、60セットいるので、どうしようもない。以前、書いた通り、三宮店に問い合わせると、色違いのどちらが来るか判らないというので、取り寄せも出来ない。

この製品は、韓国製で、ダイソーがオリジナルで輸入しているので他の店から買うことが出来ない。ダイソーのWEBを検索して、片っ端からダイソー各店を探してみることに決定。

まず、手始めに神鉄沿線で最も店舗面積が大きいダイソーマックスバリュー大池店にターゲットを絞る。
http://www.daiso-sangyo.co.jp/shop/list/data/index.php?code=8116&area_code=28
なんと坪数324坪で、神鉄沿線最大である。

神戸電鉄有馬線で鈴蘭台から20分位。結構、遠い。夕方遅い時間だったので、学生さん達が大勢電車に載っていたが、正直いって柄が悪い。電車の景色は、紅葉などは綺麗が、結局、どこも山奥で、新興住宅地が並んでいて閉鎖的な環境。いわゆる風通しの悪さが気になる。神鉄は、駅周辺の開発が下手なので、田舎駅のままなのに、住宅地がどんどん肥大化しているので、こんな感じになる。

 ここから三宮までは、1時間以上かかってしまう。通勤にも不便。家の程度も変わらない。不況で、大阪市内でも安い家が買える世の中なので、どんどん寂れていくのではないだろうか。そうなると、全く、自律的な地域社会のインフラがないので、大変なことになる。どの駅も住民達が生活していく為に最低限のインフラとして巨大なスーパーや店舗が置かれている。

 駅を降りると直ぐに踏み切り。怖ろしいのは、幅員が狭いので、踏切で、自動車がすれ違い出来ないので、横断道から歩行者が押し出されて、線路を歩いて横断せざるを得ない。

 「神戸電鉄さん。これくらいちゃんと整備して下さいよ。さもないと大事故になりますよ。」

 まるで、マイクロバスやトラックやトレーラーの様に、個人用の乗用車がアメリカ式に大型化されてしまったので、既存の踏切や道路設備では対応出来ないのである。

 結構、駅から歩いて、マックスバリュ大池店に到着。


 凄く立派な店舗だったが、入ってがっかり。オバサン1人で店番していて、客も1~2名位。在庫も開店時からほとんど入れ替わっておらず、鈴蘭台店よりも在庫が薄い状況なので、お目当てのインテリアシートは、2枚しか手に入らなかった。その換わり、サッシロックの大型の奴を発見したので、4個買った。


 これって、ガラスを割られてもサッシが簡単に開かない様に取り付けるものだが、日本製のものは、ツマミを外してロックして置く様になっているが、これは、固定式。結局、ガラスを割って棒かなんかを噛まして外すか、ツマミを回すと簡単に開いてしまうので、厳重に鍵をかけても意味がない商品。結局、夏なんかで、半開きにサッシをロックしたい時に使用するみたいだが、どんなものかと思う。ちなみにこの小型の奴をギチギチに鍵を掛けているのを試しに力任せにサッシ戸を動かすと、金属部分が直ぐにバカになって、コチッと開いてしまった。だから、強力そうなのを買ったが、全面、サッシ窓を破られたら、全然意味がない点では同じかな。

 帰りに大阪王将がこの駅の近くにあるので、晩ご飯を食べた。京都王将に比べて味があっさりしているが、美味しい。調味料があんまり使われていない感じで、八宝菜等も野菜の味が活きているので、関心した。京都王将の様に安物のかまぼこが入っていない。卵スープも趣味が良く美味しい。チャーハンは、標準的なもの。これも味付けが薄い。でも、値段は、相当高いし、ビールがサントリープレミアムモルツなので、物足りないが、ここの料理のあっさりした味付けに合う様に、刺激が少ないビールが選ばれているのかもしれない。

脱走って人間の生きるための英知の結晶で素晴らしいと思う。2010/11/08 22:05

 昨日のBSハイビジョンでやっていた「大脱走」。ちょい見の筈が、最後までみてしまった。

 実際の史実の映画化ということで、監獄物や脱走物に目がない自分には、途方もない名作である。

 映画をみていて何時も思うのは、こんだけ大っぴらに準備やっていてよくばれなかったもんだと思う。

 実際にも相当な距離のトンネル掘ったらしい。工具等も必要だが、物資調達係が、盗んだり、あるいは、看守を買収して必要なものを手に入れている。

 お気に入りは、コリン・ブライス。俳優さんは、ドナルド・プレザンス。この人、最後には目が見えなくなってしまうが、脱走そのものには、成功。ヘンドリーと一緒に、飛行機を旨く盗んで、ノイシュバンシュタイン城の脇の湖の上を飛んで、もう少しで、スイスというところで、燃料切れで不時着。コリンは、銃で撃たれてしまう。きっと怖ろしかったと思う。

 コリンは、カメラが趣味である。だから、ドイツ製のフォーカルプレインシャッターのカメラが欲しいと調達係にいう。果たして、約束通り、カメラが手に入る。ところが、そのカメラは、彼が欲しがっていたパルナックライカ(おそらく、当時の年式だとLAICAⅢcだろう。フォーカルプレイン式シャッターで当時の最新鋭機)ではなくて、コンテッサネッテルという旧式のカメラであった。「そうだ、これだ、フォーカルプレインだ。」とコリンはカメラを手にして言ったが、これは、映画の間違いである。

 この俳優さん、刑事コロンボの「別れのワイン」にカッシーニ・エイドリアンというワイナリーの社長の役で出演。この演技も印象に残っている。大脱走でも独特の味わいのある演技が面白かった。


 フォン・ルーガー(収容所所長)も印象に残る。この人の胸には、あの第一次世界大戦の撃墜王の印、ブール・ル・メリット勲章が光っている。第1次世界大戦の空中戦は、まさに、日本武士道の一騎打ちの様な決闘であり、敗者にも人格を認めるという方針なので、それが結局は、捕虜達への甘やかしになって、大脱走につながってしまった。

 脱走って人間の生きるための英知の結晶で素晴らしいと思う。

今日の「お客様」2010/11/09 08:53

 今日の「お客様」のキジバトの夫婦。

 おうぶ中のグラウンドのフェンスは寒いので、風が遮られている我が家のフェンスの上で一休み。

 まだまだ頑張って朝顔が咲いているが、寒いので、旨く咲けない日も出てきた。

 灯油屋さんが未だ巡回して来ないので、ファンヒーターが使えず、朝夕困っている。

久々にお月さんを撮影。2010/11/09 17:31

 久々にお月さんを撮影。

 と言っても、望遠鏡無しでのコンパクトデジカメによる撮影である。

 カメラは、LUMIXFZ28(EZズーム2MB)で辛うじてクレーターは写るが、西空低くて解像度も落ちるので、若干フォトショップで処理をしてある。家の中から炬燵に入ってもこれだけ撮影出来るので、各月齢を撮影して写真集にしようかな。

 実家に置いて来た望遠鏡が恋しい時期になった。

夕月夜灯油配達待ち侘びる2010/11/09 17:38

 これは、軽いズームでの撮影。
 同じく室内からの撮影なので、フォーカスがオートだと決まらないので、マニュアルフォーカスで∞で撮影。

 手振れをしない様にISO800に上げているので、粒子が粗い。

 それにしても家の中から見る月も良いもんだと思う。

 鬼門の方角に建っている家なので、正面の窓から沈む月や太陽がみれると言えば聞こえが良いが、夏場は、暑い。でも、今日は、寒いのにストーブがつけられない。

 夕月夜灯油配達待ち侘びる

やはりモノクロが良い2010/11/09 21:50

 パルナックライカをLAICAⅢa+ELMAR50㎜を久しぶりに持ち出して、鈴蘭台の風景を撮影してみた。
 
 今回は、現像は自分でしようと思ったら、機材がどこかに行ってしまったので、鈴蘭台の写真屋さんに出す。現像だけなのに喜んで受け付けてくれた。ネガからのデジタル変換はYASICAのフィルムスキャナーFS500を使用。通常ネガサイズ、ファイルの大きさは、40MBを超えるので、JPEG圧縮(高解像度)を行った。


 フィルムは、ネオパンSS。カラーネガ・写真からモノクロ変換するのではなくて、やはり、独特の味がある。
 それは、階調の薄い部分が微妙に柔らかく表現されることで、全体に立体感のある写真が表現出来る点である。

 

 特にELMAR50㎜は、モノクロ写真での立体感を追求したレンズだと思うので、こうした階調表現が見事である。

 カラーでは、むしろこの点が、硬調な割りには、解像度が低いとか、そういった評価になるが、白黒では、プラスに作用する。
 やはりレンズは、モノクロならば、モノクロ、カラーならばカラー用に設計されたものであるので、その様に使うべきなのかも。

  上は、何時も買っている地酒屋さん。小部の地酒は、なかなか美味しい。こうして写すと21世紀なのに、昭和レトロ風な写真が撮れるので、良いと思う。


その他もろもろ。2010/11/09 22:08

 
 もう、晩ご飯を食べ終わった頃に灯油屋さんが巡回して来てくれた。全部で32㍑分をタンクに入れてもらう。合計2990円。

 これでバッチリである。

 おうぶの冬で灯油を切らすこと程、怖いものはない。家に置いてある蜜柑が凍るのである。水道管も凍る。凍てつく冬がすぐそこに。

 早速、コロナファンヒーターに注油と点火。いよいよウィンターシーズンの到来である。

 家の近くの六甲山森林植物園も紅葉が終わりかけらしい。

 今日、「童子」から申し込んでいた30周年大会への案内状が届いた。なんと、僕も句会チームに組み込まれている。どうしよう。句会なんかやったことないのに、関西句会のメンバーになっている。

 力づくで、関西句会に入れられた様な感じ。

 即興で俳句を作れることは作れるが、やはり、稚拙だし、困ったもんだ。名刺換わりに俳句を書いた短冊等も準備していかないと駄目らしい。

 少し、しんどくなってきた。