無事権利書届く2009/11/13 22:41

本日、司法書士の先生から無事に購入住宅の権利書が
届いた。

この書類を確認するまでは、全く安心出来なかったので、
書類が届いて正直嬉しかった。

でも、記載事項証明書の乙欄には、ローン保障会社の
抵当権が設定されている。

この乙欄が抹消されるまでは、一生懸命、お金を返し
続けなければ、本当に、このボロ家が自分のものに
ならない。

仏説阿弥陀経と炎肩仏2009/11/13 23:05

昨日は、炎肩仏のことについて書いたが、実は、仏説阿弥陀経にこの炎肩仏の記載がみられる。

釈迦は最初に阿弥陀仏のことについて説かれるが、その後に東方世界
、南方世界、北方世界、下方世界、上方世界の各守護仏について触れられる。

 つまり、釈迦は、仏のパンテオン・諸仏の不可思議の功徳の世界・宇宙世界を説明することで、改めて西方浄土世界の存在感を強調されておられる訳だ。

 その中で炎肩仏は、北方世界におられる。
http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/y%20bunkatu-3.htm

 禅定印を結び結跏趺坐した仏陀の両肩から火炎が立ち上っている様子を示している。

 ここで注意して欲しいのは、炎は、肩の上数カ所から立ち上っていること、また、仏陀は蓮華座に座られており、炎肩とは、別に光背が設けられている。

 つまり、炎肩と光背とは、別物に扱われている。

 更に、問題なのは、この炎肩は、複数の炎だが、タマゴウ遺跡の炎肩は、天使か鳥、あるいは、昆虫の羽の様に「葉脈」の様なものが見えて、ネズミかコウモリ、ほ乳類の耳の様に尖ったものが一対で構成されている。

 この点も本来、炎肩仏とされていたものと異なっている。

 また、中国等の仏教壁画では、北方世界を示す壁面に最勝音仏、難●仏、日生仏、網明等の諸物と共に描かれている。

 但し、仏説阿弥陀経以外の記述らしいもの(典拠は不明)で、特にアフガニスタン等の地域でみられる仏陀像の中には、身体の下から水を拭いて、肩からは、炎を出している。シュラヴァステー城の神変と呼ばれるものらしくて、水遁・火遁の術を釈迦が行い、ついには飛行が可能になったという言い伝えもある。

 つまり、この様な仏陀像を考えると、肩の突起は、炎の場合もあり、羽の場合もある。

 つまり、仏陀のスーパーマンぶりを示した像ということになる。結局、シルクロードの西側に広く分布する仏陀像は、我々が知る経典に描かれたものとかなり異なっている。

 この点について更に調査を行えば、ダンダンウィリクやタマゴウの壁画に描かれた仏達の姿の謎を解き明かせることもできるかも知れない。