観光牧場の今後 ― 2010/05/17 10:34

どうして宮崎県にだけ口蹄疫が広がるのだろうか。
家畜の頭数が多いということだけでは、鹿児島とか熊本も一緒である。
輸入飼料が原因だということだったら、もっと輸入港に近い鹿児島とか博多近辺で発生する筈だが、そんな様子もない。
宮崎県の最大の特色、それは、やはり、九州有数の観光地だという点だと思う。
私もこの地域を仕事で何度も訪問したが、最近の温泉ブームで、日本人よりも韓国人の観光客が多く、実際にJRの専用列車(温泉風のお座敷とか木造建築の様な内容の特別車両)には、韓国人の観光客で一杯。
釜山から博多についたら、手軽の楽しめるリゾートとして日南、青島等々宮崎県各地の温泉は人気がある。私が乗り合わせた車両も最初は、日本人の学生さんの卒業旅行(そういったシーズンだったので)と思ったが、全員韓国人で、私だけが日本人だったので恥ずかしい目をしたことがある。
観光は、温泉以外のレジャー施設も多い。その中で、観光目的の牧場等もある。一時期、観光牧場については、農水省が地域振興政策の動きとリンクして、観光牧場を認定して、パンフレットを配布したことがある。
それまで、畜産生産の牧場は地味であったが、外部からの観光客を迎える為にバスの駐車場とか、見学コース、乳搾り体験コースとかそういったものが設置された。
飼料保管設備とか子牛舎については、立ち入り禁止もあるが、実際には、牧場に放たれている牛は、子供達に開放されたりしている。
当然、接触リスクが高くなるので、口蹄疫等が伝染する可能性も高い。例えば、バス駐車場に入るクルマの消毒槽が完備されている訳でもなくて、人を媒介とした感染が容易起こりえる。
畜産牧場の動物園化というのは、地産地消とか農業の理解、生産者と消費者との交流といった点で有意義であるが、こうしたデメリットもあると思う。
口蹄疫が沈静化した後も、十分な警戒が必要で、観光牧場とか牧場祭とか、今後どうなるのか気がかりなところ。
口蹄疫は、劣悪な衛生環境のところを発生源とするので、今回もDNA検査で判明した通り、韓国か中国等のアジア諸国が元凶となっている。
今、日本は、外国人がアクセスフリーとなっているが、大昔は、一定、検疫期間を経ないと、一般の国内社会にアクセス出来ない仕組みであった。新型インフル、SARS、エボラ出血熱、ナイル病、鳥インフルエンザ、等々ウイルス性の疾病がグローバル化して、猛威を振るっている。
もう少し、日本人は海外との交流とか食糧生産のバイオセキュリティに神経質になる必要があると思う。
写真は、淡路島の観光牧場の風景
家畜の頭数が多いということだけでは、鹿児島とか熊本も一緒である。
輸入飼料が原因だということだったら、もっと輸入港に近い鹿児島とか博多近辺で発生する筈だが、そんな様子もない。
宮崎県の最大の特色、それは、やはり、九州有数の観光地だという点だと思う。
私もこの地域を仕事で何度も訪問したが、最近の温泉ブームで、日本人よりも韓国人の観光客が多く、実際にJRの専用列車(温泉風のお座敷とか木造建築の様な内容の特別車両)には、韓国人の観光客で一杯。
釜山から博多についたら、手軽の楽しめるリゾートとして日南、青島等々宮崎県各地の温泉は人気がある。私が乗り合わせた車両も最初は、日本人の学生さんの卒業旅行(そういったシーズンだったので)と思ったが、全員韓国人で、私だけが日本人だったので恥ずかしい目をしたことがある。
観光は、温泉以外のレジャー施設も多い。その中で、観光目的の牧場等もある。一時期、観光牧場については、農水省が地域振興政策の動きとリンクして、観光牧場を認定して、パンフレットを配布したことがある。
それまで、畜産生産の牧場は地味であったが、外部からの観光客を迎える為にバスの駐車場とか、見学コース、乳搾り体験コースとかそういったものが設置された。
飼料保管設備とか子牛舎については、立ち入り禁止もあるが、実際には、牧場に放たれている牛は、子供達に開放されたりしている。
当然、接触リスクが高くなるので、口蹄疫等が伝染する可能性も高い。例えば、バス駐車場に入るクルマの消毒槽が完備されている訳でもなくて、人を媒介とした感染が容易起こりえる。
畜産牧場の動物園化というのは、地産地消とか農業の理解、生産者と消費者との交流といった点で有意義であるが、こうしたデメリットもあると思う。
口蹄疫が沈静化した後も、十分な警戒が必要で、観光牧場とか牧場祭とか、今後どうなるのか気がかりなところ。
口蹄疫は、劣悪な衛生環境のところを発生源とするので、今回もDNA検査で判明した通り、韓国か中国等のアジア諸国が元凶となっている。
今、日本は、外国人がアクセスフリーとなっているが、大昔は、一定、検疫期間を経ないと、一般の国内社会にアクセス出来ない仕組みであった。新型インフル、SARS、エボラ出血熱、ナイル病、鳥インフルエンザ、等々ウイルス性の疾病がグローバル化して、猛威を振るっている。
もう少し、日本人は海外との交流とか食糧生産のバイオセキュリティに神経質になる必要があると思う。
写真は、淡路島の観光牧場の風景
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