お金がないのに散財してしまいました2010/05/17 22:17

 色々と神戸の悪口を書いてしまったが、買い物なんかは、結構楽しんだりしている。

 神戸のヤマダ電機の裏にあるリズムボックスという中古CD店では、LPレコードも販売している。

 最近、団塊の世代が馬鹿みたいに急に、レコードをステータスとして集め出したので、良いレコードが安い値段で手に入れられなくなってしまった。ディスクJJ(大阪駅前第1ビル店)でも、300円位の良いレコードがなくなってしまった。

 このクリュインタンス指揮のフォーレの「レクイエム」は、CDも持っているが、このジャケットのアートに惹かれて、ついつい買ってしまった。買値は、780円位。音盤の状態が悪くても、ジャケットを買ったのだから良い。でも、当然、LPレコードを聴く「専用の部屋」で試聴はしてみて、その印象等も書いてみたいが。

 こちらは、ウラッハのクラリネットが聴けるウエストミンスター盤のモーツアルトのクラリネット五重奏曲他である。こちらは、音が抜群に良いと評判になった。こちらも復刻CDを持っているが、モノラルだけれど、音が異常に生々しい。以前、実家で、CDを聴いていたけれども、滅多に感心しない母親が、「生演奏みたいや。」と驚いていた。LPだったら、もっと音が良いだろう。

 これは、レコードと違うが、日露戦争の兵器がこれまで、これほど詳細に扱われた書物はなかったので、つい買ってしまった。価格は、1260円。

 日本海大海戦の時の主要艦の詳細なデータが記されている。軍艦だけでなくて、航空機を除いて(偵察用飛行船はある)大抵の兵器について小銃から、巨大な大砲まで、実に詳しい解説で唸らされる。

 また、ロシア艦隊についても、内部事情を含めて解説されている。

 私の子供の頃は、太平洋戦争の兵器関係の本はあったが、日露戦争に関する兵器の解説書はなかった。この時代の兵器は、私たちが考えている以上に進歩しており、高度な水準に達していたことが判る。

 「打倒ロシア!」の戦に勝利した栄光の兵器達である。ここには、日本の失われてしまった輝かしい帝國陸海軍の姿をうかがうことが出来る。

コメント

トラックバック