幼い時代の風景が今、蘇ったのだ。2010/05/18 19:49

 喧騒の街、新開地から鈴蘭台駅に降り立つと、やはり、別世界である。

 駅の回りは、昭和の風景といった感じでゴミゴミしたところもあるが、山の手に5分も歩くと、豊かな自然がみえてくる。

 この辺りの風景は、私が少年時代、つまり40年位前の川西能勢口の花屋敷近辺の風景に凄く似ている。

 栄根寺に登る坂道が、そのまま神戸電鉄に置き換わった感じ。

 花屋敷も昔は、中堅サラリーマン向けの分譲住宅(昭和初期なので、今では、この規模の家は、高級住宅)が立ち並んでいたところ。

 写真の様に、夕焼けの風景の中で、こんな雑木林がシルエットになる風景、暫く忘れていたが、ここに引っ越してきたお陰で、目の前に再現されている。

 幼い時代の風景が今、蘇ったのだ。

 坂道はややシンドイけれども、周囲の風景は、夕焼けに金色に染まって、夕暮れの佇まいは、ノスタルジアそのものである。

 これだけで、ここに引っ越してきて良かったと思うが、ぼろ家に辿り着いてガッカリする。

 この家も建て直したら、全然違うと思う。490万円の家なのに、三方向の空間がオープンで、二階からは、綺麗な谷向こうの森の風景が臨める。

 中学校がうるさいが、最新の建築であれば、遮音性が高いので気にならないだろう。

 風雨が強いので、対気候性に注意しなければならないが、標高320メートルで、紫外線も強く、南仏みたいな強い日照なので、現代的な天井採光の住宅でも十分に、そのメリットを発揮するだろう。

 また、立地条件は、3階建てOkなのでガレージを入れたら4階建てが可能。セットバック30㎝をやってもコンクリの基礎をしっかりやって鉄筋建ての住宅に立て替えれば、高級住宅に早変わりだ。

 まぁ、それだけやると4,200万円位はかかると思うが。

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