この花の名前さえ知らないので、自分には自然など必要ないのかも2010/08/03 16:45

 「家には、住む人の人格が宿る」と言われているが、実際、その通りで、自分がこの家に住む様になってから、段々荒れて、殺伐とした状況になってきた。

 住み始めて6ヶ月でここまで家がひどくなるとは思わなかった。残り6ヶ月で家が崩壊しているかも知れない。

 裏庭の草刈りで、おそらく秋にはきれいな花を咲かせるだろう植物も刈り取ってしまって、残ったのは、この花一輪だけ。

 この花の名前さえ知らないので、自分には自然など必要ないのかも。

 今日も暑い一日が続いているが、ようやくここへ来て、蝉が本格的に鳴き始めた。

 蝉の種類は、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシの3種類で、クマゼミは、ここには居ない。

 ミンミンゼミでも暑い感じを演出するには十分だが、案外に声が小さいので、自分の耳が遠くなったのかなと思う。

しんどいスクーリングと学友会による楽しい夏季行事2010/08/03 21:54

 今頃、佛大通信の夏季スクーリングに学生さん達はいそしんでおられるのだと思う。

 私もほんの2~3年前までは、スクーリングに通っていたが、大学を卒業してしまうと、スクーリングの無い夏は、夏ではないような気さえする。

 しんどいスクーリングと学友会による楽しい夏季行事、特にバスツアーがもの凄く愉しかった。会社も零細、一緒に旅行等にいく友人や家族もいないので、これだけでも佛大に来た甲斐があったと思った。

 特に2年連続のサントリービールの桂工場の見学は、実に楽しかった。月桂冠とか黄桜酒造とかの見学も楽しかった。

 寺社では、比叡山や、栂尾高山寺等が良かった。スクーリングで、神居先生に案内していただいた平等院も印象に残っている。

 授業は、正直いって、夏場でもあり、つらいものだった。特に大変だったのが、応用社会学科のフィールド演習で、事前の打ち合わせから、楽洛まちぶら会等の見学、そして、レポート作成等々、暑い時期なので、本当は、お世話をして下さった皆様の方がずっとシンドイ筈なのだが、ホテルで体調を崩して高熱が出て、スクーリングが引けた後で、お医者さんを探したのも、記憶に残っている。

 先生方も実に大変だ。
 どの先生も熱心だが、特に熱心だなぁと感じたのは、大学院(通信)のスクーリングやテキスト履修でお世話になった先生で、この先生は、実に熱心であった。大学院を修了後、私が応用社会学科に再入学した時に、この山口堯二先生は、退職されたが、その後、2~3年は、嘱託にもかかわらず、夏のスクーリングに出てこられていた。

 実は、僕は、山口先生とよく、帰宅時のJR東海道線の各停の社内でご一緒して、色々なお話をする機会を得た。

 「私は、佛大の通信生が色々なところからやって来て、様々な発表とか意見等を述べられるので、実に楽しくて仕方がないので、本来ならば、止める筈が、こうして2年以上もスクーリングの教師をしているんだ。」ということで、佛大の通信生のスクーリングに生き甲斐を感じられておられた。

 この先生は、国語学(文法史)の金字塔といういうべき、構文史研究の膨大な著作を著されている。

 係り結びとかそういったのを大学受験では、丸暗記させられるが、「何故、係り結びという文法表現が成立して、どの様に発展して、どの様に滅びていったのか。」といった点を明らかにされている。

 この先生の御著書や論文を読むと、日本の言語文化史の意外な側面が見えてきたりするので、凄いと思う。

 もう1名、印象に残っているのが、場知賀 礼文先生である。この方は、ベルギーのご出身で、イエズス会から、日本にカソリックのキリスト教を布教する為に来日されたが、その後、佛教に帰依し、佛教大学で、宗教社会学の先生になられた方。

 この方も、定年後も数年間一生懸命に学生さん達を指導されていたのが印象に残っている。私は、応用社会学科で、先生は、社会科学科であったが、シンポジウム等に出席させられて、その折りに疑問に思ったこと等を、質問させていただいた時に、丁寧に教えていただいたことを記憶している。

 山口先生や場智賀先生、今もお元気いらっしゃるのだろうか。

 今、佛教大学の通信スクーリングで頑張られている人達にとっても想い出に残る多くの先生がおられることだと思う。

 佛大のスクーリングで最初にカルチャーショックを受けたのは、教室での飲食厳禁ということで、例えば、京大とか関大等では、校舎の休息スペースには、ジュースや場合によっては煙草の自動販売機さえ置いてあったが、佛大には、そんなものがある筈なく、満員の食堂に並んでの食事、学内1~2箇所しかない自販機ブースまで行ってようやくジュースやお茶が買える状況であった。

 文学部等のスクーリングは校舎の5階等にあることが多く、先生方も非常に熱心なので、授業が昼休みを過ぎてしまって、授業が終わって食堂に行っても、殆どのメニューが売り切れといったこともあった。

 過酷な条件の中で、たしか脱水症状か、脳卒中の高齢の先生の患者さんが出たということで、「飲料の摂取は可」ということになっているが、未だに、お弁当とかカップ麵の持ち込みは、表向きは厳禁となっている。

 今、紫野キャンパスの整備が進められているが、食堂やトイレ、そういったものの環境も整備されることを期待している。

 これから学ばれる通信の学生さんにも役立てていただける様に、設備拡充の為の寄付金の申込みをしたつもりである。

 写真は、何年か前の佛大夏の祭典で訪れた伏見稲荷。

 僕は、この年には、仏教芸術コースに再入学していたが、応用社会学科をその年の9月(後期卒業)される同窓生とたまたまご一緒させていただく奇遇を得た。

どうしてこんなに何でも高いんだろう。2010/08/03 22:13

 
 おうぶの家のブロック塀が、崩れそうなので、小さな子供さんに危険ということで、撤去していただいたが、その後、あまりにも用心が悪いので、フェンスを張って、裏庭の砂利敷き等がしたいと思って、エクステリアの専門の業者さんに来て頂いて、見積もり出していただいた。

 今日、ようやく届いたが、開封して、唖然となった。

 合計65万円だという。「高くしないでよ。」と御願いして、「出来るだけ安くしました。」というのだが、労賃だけで5万円も取られてしまったら、僕みたいな貧乏人は、労賃や雑費、撤去費用だけで破産である。

 こうして考えてみると、この間、雨樋、屋根の修理や波板張り、ベランダの防水工事等色々してもらって、アフターフォロー万全のムトウ産業さんに支払ったお金は、25万円である。

 これと比べて、エライ違いだと思う。

 世の中、狂っていると思う。良心的なところとガメツイところでは、これくらいに差がある。

 僕がガメツイと思っている業者さんの料金、他のお金持ちの人達からみたら、当然の値段なのかもしれないが、到底理解不能。