佛教大学宗教文化ミュージアムのWEB2009/11/22 09:21

先日も安藤佳香先生の貴重な講演を拝聴する機会を得たが、現在、シルクロードの「ポンペイ」と呼ばれるニヤ遺跡等の発掘・調査成果をまとめたデータアーカイブが佛教大学宗教文化ミュージアムのWEBで公開されている。

http://www.bukkyo-u.ac.jp/niya/index.html

以前、2度に亘り、実際に調査された先生からニヤ遺跡等の調査報告書等をお送り頂いた。その内容は、実に素晴らしいものであったが、その一部をここでもみることが出来る。

ダンダンウィリクやタマゴウ遺跡については、これからも調査を続ければ、仏教美術史を書き換えるような文物が発見されるだろう。

これまでも法隆寺や東寺等の壁画と共通する様な作品が発掘されており、7~9世紀の我が国の仏教美術の見方を変えてしまうのではないかと思われる。

今後、どんどん調査を続けて欲しいが、国際情勢や資金面等、多くの難関がある。小島先生が私財を投げ打って資金を投入された経緯があるが、もっと幅広い支援が必要になってくるのではと思っている。

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