ちょっとした小遣い銭稼ぎ位にはなるかも。2009/11/27 22:08

 今日、仕事で上場企業の社長さんとお話をしていたが、折も折、為替は、84円台の円高に。

 「あんた、2012年みたか。もう世界は終わりやで。」とか訳の分からない話をしていた。

 10年前にこの円高が来た時は、食品とか飼料等の輸入産業は、内需が旺盛・活発だったので、妙なヘッジとかオプションとか予約などをしていなかったら丸儲けで、業界発展の元になり、個人輸入企業が急成長して、「商社」と名乗る様なところもみられたが、今回は調子が違う。

 「これで景気は2重底確実」と、「だめ押しの円高」との見方が強い。今回の円高で、せっかく業績が回復しかけた自動車とかそういった輸出関連企業がヤバクなってきた。内需もどちらかと言えば、輸出産業からの資金流入で支持されて来たから、これらが「底抜け」になったら、もう駄目。

 畜産とか飼料関係もスーパー等の生鮮食料品売り場に閑古鳥が鳴いている状況で、結局、需要減やデフレスパイラルが更に強まってしまう。

 但し、個人投資家にとっては、今日は資産運用の絶好のチャンス。アメリカ市場が勤労感謝祭休日であった為にニューヨーク市場が休みだったのも、異常な円高要因となった。1ドルが89円から90円だったのが急に84~86円になったの5円格差。

 1万ドル分、両替して、また、為替がもとの89~90円の円安に戻した時に円に換金すれば、ちょっとした小遣い銭稼ぎ位にはなる。

 今日、三井住友銀行の外貨両替コーナーには、一時は、100人を越える人の列が出来ていた。年末・年始の海外旅行、ドル建てで少しでも経費を抑えようとする人達か。

 金儲け目当ての人は、翌日が勝負である。旨く、弗の買い戻しがアメリカ市場で入れば、利鞘を手に出来るからだ。

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