身代わりになって下さった観音様 ― 2008/08/29 22:23
世の中に身代わり観音というのがあるという。
例えば、大阪の愛染さんにも身代わり観音と地蔵菩薩が祀られている。 火災や水害、地震、カミナリ等の災いを身代わりで受けて下さるということ。
この間の、醍醐寺の火災も観音堂には位牌等が置いてあったが、全焼したことで、観音様が身代わりになると共に、ご位牌も成仏されたということを話しておられる人もいた。
今日も、関東や東海で恐ろしい雷雨が発生し、多くの人が災いを受けた。
もともと観音や薬師堂は、地境というか、峻険な山や坂道、あるいは気象異変を受けやすいところに建設されるという。
神護寺も箕面勝尾寺もそうだし、その様なところでは、住民が危害を受けるのを観音や薬師仏に守ってもらうという意味もあったのだと思う。
川西市の栄根寺(地震で壊滅)も、この寺の金堂もろとも全てが崩壊したが、周囲には、それ程、大きな被害はなかった。となりの宝塚市では、人死にも出る程の被害であったのと対照的だったという。
このお寺には、親切な尼さんが居て、幼い時には、よく遊びに行き、可愛がってもらったものだった。(昔から子供のお寺として知られていた。)
教育委員会が10年位前に発掘調査を行ったが、やはり、鎌倉時代に火葬された子供の骨(歯)等も見つかったという。地域で無くなった子供さん等をお寺に祀り、観音・薬師に子供等を守ってもらう様な信仰もあったのだろう。
それにしても最近の異常気象はもの凄く、先日の方丈記の時にも書いたような正に末世・末法の世という状況を彷彿とさせる。
観音様におすがりする以外にないのかも。
例えば、大阪の愛染さんにも身代わり観音と地蔵菩薩が祀られている。 火災や水害、地震、カミナリ等の災いを身代わりで受けて下さるということ。
この間の、醍醐寺の火災も観音堂には位牌等が置いてあったが、全焼したことで、観音様が身代わりになると共に、ご位牌も成仏されたということを話しておられる人もいた。
今日も、関東や東海で恐ろしい雷雨が発生し、多くの人が災いを受けた。
もともと観音や薬師堂は、地境というか、峻険な山や坂道、あるいは気象異変を受けやすいところに建設されるという。
神護寺も箕面勝尾寺もそうだし、その様なところでは、住民が危害を受けるのを観音や薬師仏に守ってもらうという意味もあったのだと思う。
川西市の栄根寺(地震で壊滅)も、この寺の金堂もろとも全てが崩壊したが、周囲には、それ程、大きな被害はなかった。となりの宝塚市では、人死にも出る程の被害であったのと対照的だったという。
このお寺には、親切な尼さんが居て、幼い時には、よく遊びに行き、可愛がってもらったものだった。(昔から子供のお寺として知られていた。)
教育委員会が10年位前に発掘調査を行ったが、やはり、鎌倉時代に火葬された子供の骨(歯)等も見つかったという。地域で無くなった子供さん等をお寺に祀り、観音・薬師に子供等を守ってもらう様な信仰もあったのだろう。
それにしても最近の異常気象はもの凄く、先日の方丈記の時にも書いたような正に末世・末法の世という状況を彷彿とさせる。
観音様におすがりする以外にないのかも。
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