デメキンカメラ(demekin)2008/08/11 22:24

プリントをスキャンしてフォトショップで処理。
 デメキンカメラ(demekin)
で撮影したDPEがあがって来た。
 フィルムは、110タイプを使用するので、外注になるので、仕上がりまで、2週間近くかかる。
 このカメラの詳細については、下記を参照されたい。
http://www.superheadz.com/demekin/
ゆるーいギョガン風な、
ひろーい広角レンズ。
至近距離は、まあまあシャープ。
遠景はソフトフォーカスな、ゆるーい写り。
約4.5センチ角の超コンパクトサイズ。

との説明だが、たしかにユルユルって感じがする。
 また、シャッター速度も固定・絞りも固定なので、暗い場所では、無理だ。
 ブログに掲載した写真の室内で撮影されたものは、フォトショップで補正してある。
 それ以外もオモカメというかロモ風な写りで、レンズの精密さもなく、周辺が減光して写る。
 ビル等も撮影して面白いけれども、一番、面白いのは、電車でミニレイアウトの様に線路や車両が湾曲、短縮されて写る。
 Bトレインショーティー風の鉄道写真が楽しめそう。
 しかし、現像まで時間かかるし、24枚撮りで、こんな程度の低い写真の為に1600円もかかってしまうのであれば、やはり、常用する気にならない。
 とすれば.....

足長オジサン2008/08/12 22:21

BESSAR2+ウルトラワイドヘリヤー15㍉で撮影
 BESSAR2+ウルトラワイドヘリヤー15㍉で撮影した京都駅。
 どうゆうわけか、人物の足が異様に長く写ってしまう。
 広角レンズの悪戯か。
 京都駅のこれだけ大きな建築を全て視野に収めてしまうこのレンズの威力には恐れ入った。

世間とのかかわり2008/08/13 23:17

貴船神社にて、BESSAR2+ウルトラワイドヘリヤー15㍉で撮影
 世間はお盆休みということだが、インターネット社会で、在宅で仕事をしているので、お盆とか関係無い。
 アメリカとか海外の経済の動き等は、常に入力して行かなければ、仕事にならないので、午前中は、こういった作業に追われる。
 零細な業界新聞社に在籍して日々の記事を作成しているが、趣味の世界は少しは、仕事と接点があるが、大学での研究は、殆ど仕事に関係ないので、時には頭の切り換えに苦労する。
 応用社会学の時は仕事と関係があったが、仏教芸術コースはさすがに仕事には関係がない。
 たまに九州等に旅行に行くと、有名な寺社や文学関係の史跡、時には歌碑、句碑に出逢うこともあるが、同道の仕事に関係ある人達は、全く感心が無い様子。
 カメラを撮影する訳にもいかないので、私も知らないふりをして波長を合わせるしかない。
 貴船神社も祟りとか呪いとか言われているが、同時に縁結びというか復縁の神様と言われているので、叡山電鉄にもそういったカップルが多く、なんとなく気まずいような雰囲気が漂った。
 しかし、呪いの神様と縁結びとどの様な関わりがあるのだろう。こういったことに興味がある。

ロボット家族! 家庭用汎用二足ロボットいよいよ登場2008/08/14 09:59

 今日、日経ブロードバンドニュースを見ていたら家庭用二足歩行ロボットが本体のみで16万8000円で発売されると報道していた。  このロボットは、従来のリモコン操作のオモチャと違って自律制御が可能であり、この点では、ロボちゃんことID-01とコンセプトは同様である。  開発元のZMP社では、また、ソースコードが公開されているので、専用アプリや拡張OS等の開発も可能になってくる。  ロボちゃんと異なるのは、格段に高い運動性能であり、倒れても自分で起きあがり、どこまでも人間についてくることが出来るようだ。階段とかは無理でも、かなりの可能性があると思う。  本体の構造としては、頭部には、C-MOSカメラを内容しており、これは、Q-CAMと同じ様な構造である。胸部にメインCPUが内容され、そこから各運動ユニットを制御するSUBCPUにデータが搬送される仕組み。  この仕組みだと恐竜の神経球と同様の原理でロボットの動作速度を敏捷にすることが出来る。  モーターは、腕が左右2箇所、腰部が2箇所、両足の付け根が2箇所、足には、動作点が左右10箇所設けられている為に柔軟な運動が可能。  少し残念なのは、2足ロボットとして形が完成され過ぎており、拡張ユニットを取り付けたりするスペースやインターフェースがみられない点。  例えば、我がID-01には、超音波センサーや光センサー、温度センサー、更には、汎用デジタルインターフェース、ハンドツールソケット等が装備されている。  また、ネットワーク接続も可能である。  アプリや家庭用ホームセキュリティやメンテナンスシステムを構築するには、この点が弱点になる気がする。 但し、ソースファイルを公開している点では、こちらの方が一般に普及する可能性が高い。 http://nuvo.jp/open/nuvo_open.html  相変わらず我がロボちゃんは暑い暑いといっている。

観音菩薩に惹かれる2008/08/15 21:10

仏像にみられる各種の印である。
 奈良国立博物館で開催されている「西国三十三箇所観音霊場の祈りと美」の展示を見に行った。  実に日本における観音信仰のあり方を俯瞰する充実した内容の展示であったが、展示の趣旨を完全に理解し得た参観者がどれだけいただろう。  最近の国立博物館の展示は、非常に内容が高度になっていて専門家をも納得させる内容であるが、一般人民にとっては、難し過ぎるのではないだろうか。  観音や薬師ほど、古代から庶民に信仰された仏様はいない。だから、現在でも庶民にPRされる展示でなければ、ならないと思う。  第1章のほとけ 観音の道は、飛鳥時代の金銅仏等から十一面神呪心経の様な呪詛を含めた観音の姿であり、これは、6~7世紀から8世紀後半から9世紀前半の段階。  古代信仰が神仏習合を伴って薬師如来と同様に観音信仰が地域に根づいていった段階である。一乗寺の観音菩薩立像のような霊木化現の姿を示しているのもある。更に初期の密教との結びつきを感じさせられるものも。  第2章の霊場の成り立ちと信仰は、平安時代以降、各地の観音菩薩縁の寺院が建築される。性空上人の活躍や粉河寺、長谷寺、壷坂観音、清水寺等の縁起由来や絵巻類の展示も行われる。観音信仰の庶民化と、その信仰の場である寺院が興隆していった時代を中心に示している。  第3章の秘宝では、これらの霊場の曼荼羅や絵画化された観音菩薩等が中心となっている。  第4章法華経では、観音菩薩と法華経との結びつきについての展示が中心で経典類が多い。  第5章では、第2章で取りあげた霊場の成り立ちの中で、霊験記と感得仏の役割が中心となってくる。特に前半の時代は、十一面神呪心経との関わりから十一面観音が中心であるが、平安時代後期からは、特に千手観音の比重が重くなってくる。 第6章  古代から中世への時代は、観音信仰が浄土信仰に結びついていった時代である。特に補陀落山と観音菩薩への信仰が中心となり、観音来迎図が多く描かれている。  第7章の巡礼では、近世以降に活発化した霊場巡り、巡礼にまつわる展示が行われている。  私の感想としては、展示されている文献資料が難しすぎて、私の実力では、経典を含めて半分程度しか理解出来なかった。せめて、翻刻された資料を併置して示して欲しかった。  観音菩薩の姿としては、秘仏が一部展示されている等、滅多に見られないものばかりである。それでも、やはり、飛鳥、白鳳時代の金銅仏が最も好きであり、後は十一面観音の中で惹かれるものがあった。千手観音は私にとっては守り本尊であるが、何やらグロテスクな感じがし過ぎる。  観音菩薩といえば、常設展示の飛鳥時代の少女の様子を写した小型の金銅仏がもっとも愛着を覚える。実に可愛らしい姿をしている。

「空」=Soraカメ参上!2008/08/16 15:15

「空」の世界を写し取る仏教カメラというべき画期的製品。

 というのは嘘で、東芝が2002年に発売した「Sora」というネーミングのカメラ。
 当時のコンパクトデジカメの標準画素数200万画素を備えており、一番ユニークなのは、表面のパネルをユーザーのお好みで交換出来ることであったようだ。
 また、当時としては、最小サイズであり、現在でも横幅はNIKONS600よりも小さい。但し、縦幅はかなり大きい。
 それでもこの時代にこの大きさのカメラは珍しかった。
 光学系は、F3.1/F8の固定レンズ、1/2.7型原色CCDセンサー、ISO100~400の変化に対応。1秒~1/500秒、4倍デジタルズーム、1.6型TFT液晶(約6万画素)。
http://www.toshiba.co.jp/mobileav/camera/sora/t15/spec.htm
 画期的なのは、全ての機能切り換えがタッチパネルで行われる方式で、今、PANASONIC等の最新のデジカメでも再び注目され始めている方式。
 それにしても、6年も前に発売したカメラのWEBを未だに維持している東芝さんも素晴らしい。
 ヤフーオークションで、ジャンク扱いで、落札金額は、僅か100円。送料500円であった。
 電池を入れて動作するかどうか確かめてみたが、起動せず。
 早速、分解で、特に分解し易い構造で、殆どビスを外さなくても、前後のパネルが外せる構造。
 接触が悪い部分に半田コテを当てたり、液晶パネルのケーブル等の再接続等をして、ようやく起動する様になった。
 でも、ギコギコいってモニター液晶を見ると、ボヤボヤの画像が写っている。
 レンズを見ると、何やらいがんで居るような。
 それで、レンズカバーを外し(無くしてしまった!)中を軽く無水アルコールで浸して綿棒で掃除すると、レンズをとめている枠のプラスティックが溶けて、合焦機能が損なわれていた。
 掃除をしたら、なんとかピントが来るようになったが、何やら甘い。
 撮影した写真はこの通り。
 少し、青みがかる色調のクセがある。
 当時のコンパクトデジカメとしては、機能豊富な方で、販売価格も発売当初で2万円前後だったという。当時で2万円のデジカメというのは殆ど無かったので、画期的な商品だったようだ。
 なんとか写る様になったのでこれで暫し、楽しんでみることにする。

霊験灼か観音ペン2008/08/16 22:01

NIKON COOLPIX600で撮影
 奈良国立博物館の「西国三十三所観音霊場の祈りと美」展の参観記念に買った霊験灼かな観音ペン。
 これは奈良岡寺の菩薩半跏像で他にも、観音菩薩が印刷されているものが1種類ある。
 全部で3本買ったのだが、2本をあげてしまったので、これだけが残った。もう少し買っておけば良かった。
 西国三十三箇所は、長谷寺の開祖である徳道上人が病で亡くなり、閻魔大王に冥界で逢い、地獄に送られるものがあまりにも多いので、三十三箇所の観音霊場をつくって巡礼によって人々を救済させる為に再びこの世に戻された。その時の法印に三十三箇所が記されていたという。
 その内、岡寺は、第7番札所の龍蓋寺である。
 それにしても有り難いボールペンなんで、粗末には扱えないと思う。
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 この様に美術館・博物館めぐりをするのも佛大の感化を受けてのことだが、最近の通信教育部のWEBは、おかしな具合になっている。
 毎月、佛大通信が発行され、その特集記事が、佛大ワールドというWEBに紹介されるのが通例となっていた。
http://www.bunet.jp/world/index.html
 これは、在学生にとってもありがたく、佛大通信のバックナンバーを捜さなくても過去の記事を閲覧することが出来るし、卒業生、部外者も閲覧出来る。
 ところが、8月も下旬が近づいているのに佛大ワールドが更新される気配はない。この様なことは、通信教育部のWEBが01年に始まって以来のことである。
  一方、学生募集や大かたの学生には関係のない講演会、教育学部の集会等の記事は頻繁に更新されている。
 WEBでの情報発信が一部の学部のみのPRや学生募集の宣伝に占領されていて、本当に知りたい情報を判りやすく、伝達するという本来の目的から逸脱してしまっている。
  佛大の通信教育部のWEBは、在学生の便宜を図る為に作られたものである筈なのに、入学者募集の宣伝コーナーとなってしまっている。
 本来は、佛教大学のWEBで入学志願者向けの専門のコーナーをつくって、そこで、通学と通信に分岐して、大学の募集、宣伝を行うのが筋であると思う。(学生募集の宣伝費と学友会費は別だと思う。)
 クチコミって本当に、怖いと思う。最近の状況が長続きした場合には、大分、佛大通信の評価が変わってくると思う。
 学生募集と在学生対応とのケジメをつけてもらいたい。

友達になれるかな。2008/08/17 22:47

NIKON COOLPIX600で撮影したSoraとSoraで撮影した写真
 ジャンクで買った東芝の200万画素デジカメ、なんかフィーリングが楽しい。
 銀色のボディーのフロントカバーは色々なタイプに交換可能ということで、昨日、ヤフオクで入札して落札した。2~3日中に送ってくる筈。
 結構、このカメラのファンが未だにいる様で、ヤフオクでも数件の入札があった。
 画質はやはり、かなり、オモカメ的であるが、モノクロにすれば、なにか風情がある様な写りがしてくれそうな雰囲気がある。
 私は、シャッター中毒で、少なくとも30分一度は、デジカメのシャッターを押していなければ、落ち着かないという病気にかかっている。
 そういった時には、このカメラは、座右においておくには良いかも。
 外部電源に5V位のACアダプターを差し込んでおけば、慢性的にそういった役割を果たす。
 但し、致命的な欠陥というかジャンクという所以なのか、電池及びメディアを取り出すと、日時設定がクリアされてしまうので、大変不便だ。
 また、露光が少しおかしくなる時がある。
 ISO400にしてもそれ程、画像が荒れないのも不思議なカメラだ。
 NIKONS600と比べると、6年間で何か20~30年程度進歩したような技術的な隔たりを感じる。特にマテリアル的な質感の向上には目を瞠らされる。
それでも、人間臭さに、何か友達になりそう。
 こんなカメラを集めている人も多いようで、「低画素で行こう」というWEBもその一つ。
http://www.geocities.jp/mellotronics/teigaso.html
 私のこの中で、数台所有していた記憶があるカメラがある。

とうとうチケットまで買ってしまった...2008/08/18 23:25

パナソニックが招待してくれたフォーミュラーニッポンと鈴鹿8耐の影響で、高速で移動する自動車やバイクの流し撮りに取り憑かれてしまった。
 そこで、今回、このインターナショナルポッカ1000㎏のチケットを購入してしまった。
 土曜日の予選を中心に撮影に行こうと思う。日曜日も面白そうだが、翌日の仕事がガタガタになってしまうので、敬遠。
 とにかくもの凄く暑いので、体力の消耗がただ者ではないと思う。
 カメラは、LUMIXFZ18を使おうと思う。

早くも卒業式の出欠確認通知2008/08/18 23:37

 佛教大学から何やら重要そうな封書が届いていた。
 卒業式に出席するか否かの書類である。
 まだ、口頭試問を受けておらず、この日に出頭出来るか微妙なところなのにこの様な通知が来るとは、おめでたいかぎりだ。
 口頭試問で落ちた人は、こんな通知が届いたのをみたらガッカリするだろうと思う。
 きっと、口頭試問というのは、儀礼の様なものなんだろう。
 家の者に、「お前は逆ギレしやすいので、十分注意する様に。解答は必要最小限にしておけよ。」と言われているので、余計、焦ってきている。
 一体、どの様なことが聞かれるのだろうか。
 小野田先生からムズイチベット仏教等のことを聞かれても私に答えることが出来る訳がない。
 自分で考えて書いた論文なので、その考えについて述べる他はないだろう。
 この絵は、往生来迎図であるが、なにか小さな仏様がムーミンのニョロニョロの様に見えるのが、面白いと思う。