最後にもらう合格通知2008/09/09 22:50

佛大通信教育部には、通信大学院を含めて3回も入学・履修を繰り返している。

その間、履修・最終試験やリポート試験を受験した科目はどれ位だろうか。スクーリング、テキスト履修を含めて60科目位になると思う。

ほぼ、それ位の合否判定を受けていることになる。通信大学での学習は、毎回が単位認定試験のようなもので、入学試験を突破すれば、その後の安寧が保証されている通学制大学との大きな違いである。

つまり、1つ1つの試験が卒業の為のハードルとなる。

こうした試験の積み重ねで、最後に受け取るのが、卒業論文及び卒業論文指導の合格通知である。

これを見て、だれもが「ヤレヤレ」の気分になる訳だ。

最後まで、試験・レポートに挑戦し続けて、最後にゴールに到達する割合、つまり、修了率は、以前、聞いたところでは、30%位。

特に大学入学資格講座や1回生からコツコツと積み上げて学修してきた通信学生にとっては、富士登山で最後の頂上の鳥居をくぐった時と同じ様な感動というか達成感を覚える筈だ。

成績表もネットでみたが、平均では、80点を超えているが、意外な科目で、得点が高かったり、案外、低かったりするといったことがある。

不思議なことに仏像(彫刻系)の授業の得点の方が、絵画系よりも良い。中には、90点を超えているものがある。どうしたら、こんな採点が出来るのか自分でも不思議だ。

でも、やはり、論文やレポートを仕上げた時に一番醍醐味を感じるのは、実地調査だと思う。身近なところにある石仏や文化財等をテーマに生の調査を行ってまとめた論文やレポートは、例え、評価が低くても充実感もあるし、一生の価値観を左右すると思う。