奉祝 天皇陛下御即位20年2009/12/14 21:52

 天皇陛下は、日本国の象徴として戦後憲法に定められているが、それでも、例え、戦後憲法のもとにあってさえも、国民が、皇室に対して畏敬の念を持って崇拝することは当然のことだと、私は教わってきた。

 この様な民意を汲んで、宮内庁では、戦後の皇室を蔑ろにする様々な風潮が横行する中で、皇室を護持申し上げて来たのである。

 その宮内庁長官が辞めるべきだと云々する民主党小沢氏の専横的な発言は、決して、許されるものではないと思う。

 数々の行事に出席を重ねて、お疲れになられている陛下の体調が優れないことは、数々の報道で国民に衆知されているが、中国の副宰相クラスの人物に、何故、無理を押して、陛下が会わねばならないのだろうか。また、その時期を強制的に決めることは、皇室の尊厳、ひいては、日本国民のプライドにも関わることだと思う。

 このことは、いにしへの太政大臣が神祇官を罷免すべきだと申し上げたことにも匹敵する禍々しい出来事である。

 あの横暴を究めた藤原氏や平氏でさえもなかったことで、唯一の例としては、あの家康が後水尾天皇に対して行った専横の所業位のものである。中国の外圧を受けて、この様なことがまかり通るというのは、自分の様な卑しいものでさえも憤りを感じることである。

 昨日のNHKドラマではいよいよ日清戦争開戦だったが、当時の清国の横暴ぶりに今の中国は類似しているような気がした。

  今年は、天皇陛下御即位20年・大婚50年の記念すべき年である。その様なことを無視する鳩山政権だから、世の中は、どんどん暗くなっていくのである。

 写真は、今日、送られてきたスタンプマガジン1月号の記事。

 明日は、仕事で、三輪山にいかねばならず、京都四条センターで開催される斎藤先生の日本神話の講座に出られないは残念である。

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