宿題菩薩2010/08/31 21:32

 今頃、夏休みを遊び過ぎた子供達が、宿題に追いまくられて、最後の悪あがきをしている頃だと思う。

 もう、お母さんが手伝っている時間帯かな。

 阪急神戸線で、ホッシャンがベソをかいた様な顔をした小学生が塾に行く途中で、宿題帳を絶望的な顔をしながら開いていた。

 塾も学校の宿題もどちらもやらないと行けないジレンマに見舞われていたようだ。

 自分が小学校の時ならば、4~5回怒られて、検印の判子の柄の部分で頭のテッペンをどつかれる体罰を喰らいながらも4~5回我慢して、白を切り通せば、結局、勘弁してもらえて、宿題をせずに済むことが判っていたので、毎年の今の時期には開き直っていた。

 この年になって夏休みの宿題に追われている。今週土曜日に佛教大学四条センターで開催される小野田先生のチベット仏画の講座に、輪郭まで仕上げて持っていかないと駄目という宿題を言い渡されてある。

 今週に入るまでほったらかし。日曜日は、基準線を引いたが、月曜日は、酒が入っていて、手が震えて出来ず、今日は、BSハイビジョンで密教の番組をみていて宿題のことを想い出してようやくここまで書き上げた。

 多羅母(ターラー菩薩)である。

 手本の基準線には長さが書いてあるが、このキャンバスには、大きすぎるので、縮尺を計算する必要がある。

 結局、3/8という結果が出たので、基準線を電卓を叩きながら引いていく。

 長い線を引く場合には、50㎝の定規が便利であるが、文房具屋になくて、鈴蘭台ダイエーの100円ショップに105円で販売されていたのを発見。

 これは凄く便利。直角に注意しながら線を引いていく。一番簡単なのは、差し金があれば、便利。直角が容易く計算出来る。

 多羅母は、首をかしげているので、その角度については、事前に授業で教えていただいた線分比で導き出す。

 計算がややこしい。

 前回の四条センターの講座、年輩の方が多くいらっしゃったので、縮尺計算に苦労されていると思われる。

 土曜日の午後3時半までに輪郭を仕上げないと、小野田先生に怒られる。

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